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札幌学派について

 近現代史において”解放戦勝国史観”の立場を取るグループを「札幌学派」と称することにします。尊皇攘夷論の基礎となった水戸学派に対し、大東亜戦争を大アジア解放戦争の前半と捉え、アジア解放目的は達成され、クラウゼビッツの理論から戦勝国は日本であったと規定する学識および信奉者を「札幌学派」と呼称します。
※クラウゼッツの理論:プロセイン軍学者カール・フォン・クラウゼッツ著作『戦争論』から「戦勝国とは戦争によって外交目的を達成した国である」と定義した理論

数理歴史学の創設

 札幌学派では昭和史、戦後史に対して今までの歴史研究家とは違ったアプローチ方法で歴史学を体系づけています。
 際立った特徴は厳密な資料、文献、データ、法則、観測に基づいて類推、分析し、いわゆる物理科学の立証方法で歴史の事実を証明していくものです。
 我々の学問的視点から従来の歴史研究家について言及すると、学問としての歴史ではなく、それぞれが何の根拠もなく好き勝手にでっち上げている歴史学であり、何ら科学事象的根拠がありません。ましてや戦後の我が国の歴史学者が行ってきた東京裁判史観、共産党史観を正当化するための歴史捏造を学問と呼ぶことは無理であり、正視に耐えないものなのです。

 いわゆる既存の“昭和史”とは日本共産党系学者と保守系歴史学者同士の言い争いであって学問ではないと考えています。いずれも客観的史実の解析を度外視した、主観の羅列に過ぎません。
 その為に我々札幌学派では歴史事象は定量化され数式によって統計的に表示し、科学と同じように研究者の主観や情緒、イデオロギーに左右されることはないのです。
そのような学問体系を札幌学派では『数理歴史学』と呼称し、大東亜戦争についても数理歴史学の概念を基礎に論理的科学的に解析しているのです。

※数理歴史学に関しての詳しい記述は安濃豊著書「大東亜戦争の開戦目的は植民地解放だった:帝国政府声明の発掘」に詳しくあります。

30年の研究から見えてきた事

大日本帝国という名の桜花-東亜解放のために芽吹き咲き乱れ、桜吹雪は東亜をあまねく吹き流れ、志を遂げると散華した

 大東亜戦争とは一体何であったのか?昭和史の研究を初めてから30年が経過し、最近おぼろげながら全体像が見えてきました。大日本帝国の成り立ちとその終末というものを見ると、やはり大日本帝国は目的をもってこの世に生み出され、目的を果たすことによって消滅したと言わざるを得ない所があるのです。大日本帝国はその誕生からして反植民地主義であり、対白人帝国主義への抵抗から生れ出たと言えるでしょう。明治維新は尊王攘夷から始まる白人帝国主義との戦いでした。大日本帝国は約80年存在したのですが、その間、最初から最後まですべて白人帝国主義に対抗する為の戦いだったのです。そして最後の戦い大東亜戦争を1941年に始め、アジア7カ国を独立させ、大英帝国を破滅させ、フランス植民地帝国を崩壊、オランダ領インドネシアを完全独立させ、インドシナ3カ国を独立させ、さらに自由インド仮政府を独立承認し、またフィリピン第2共和国も独立させました。即ちマレー半島とブルネイを除く南アジア、東南アジアの全域を解放してしまったのです。それらを成し遂げた後での終戦=終核戦争。核兵器という人道に反する武器をこれから先に使えなくするための偽装敗戦でありました。

 一体、大東亜戦争とは何だったのか、また大日本帝国とは何だったのか、陽炎の如く現れて消えた国家。これは大日本帝国というものが目的を達せずに途中で消えてなくなったというのであれば、「歴史の法則上そうなってしまったのか」など色々な事、合理的な理由も考えられるのです。しかしドイツナチス第三帝国のように千年帝国を目指し、一つの総統、一つの民族、一つの国家として千年続くと言っていた国でさえ、わずか13年で幕を下ろしてしまいました。大日本帝国の場合はアジア解放、植民地主義壊滅の為に生まれ、その目的を達すると同時に収束し、80年の寿命を全うしました。「大日本帝国は何だったのか?」という問いに答えるとすれば、それは東亜開放の為に生まれた国家だと言えるでしょう。目的を達成した段階で大日本帝国は解体し、新たに日本国が出来ましたが2600年の皇統はそのまま続いてきました。国体を保持しつつ形を変えたのです。でもそのような偶然が重なるものでしょうか。私はこのような偶然はあり得ないと思います。偶然ではなく、そこにはこの大和民族に課せられた責務があったと思うのです。

 もしこの宇宙に神がいるならば、人類に対して進化せよ。地球上の生き物そして環境を管理し整えなさいというご命令があったような気がします。人類は進化しなくてはなりません。石器時代に道具を使いはじめ、ついには産業革命という大きな進化を遂げました。しかしこの産業革命という進化は英国や欧州だけで留めておくわけにはいかないという事だったのでしょう。その進化を白色人種の傲慢さ、強欲さを使って世界に技術を伝え、文明を遍く伝えました。民主主義もそうかもしれません。しかしそれは植民地主義という形で伝わっていったのです。その時点では一つのたくらみ、白色人種の傲慢さ強欲さ残忍性を使って技術文明を伝えるという力が働いたのでしょう。その文明が植民地主義という形で世界の原住民、異界の人達にも伝わったという事なのでしょう。しかし、欧米白人国家の植民地主義というのは強欲さ傲慢さの度が過ぎていました。次の出番として白人帝国主義を懲らしめなさいという形で、天は大和民族に命じられたのだと思います。その為に大和民族の住む日本列島に大日本帝国という特別任務を得た国家が創造されました。それが明治維新です。そして大和民族は80年かけてこの行き過ぎた白人帝国主義というものを粉砕し破滅させました。大日本帝国がその役割を終えると、天は目的を達成したと考え、幕を閉じさせたという事だと思います。このような出来事の中から一つのものの流れというものが読み取れます。
 一つの流れが読み取れたならば、ではこれからどうすればよいのかという事も見えてきます。科学を発展させ、地球環境を保全する。これは温暖化防止とかそういう事ではありません。温暖化も地球環境の一つであり人類がこの地上に表れて地球を環境的に破壊したとしても、これも宇宙から見ると一つの地球なのです。酸素は昔地球にありませんでした。酸素が現れたのは先ず酸素を出す微生物が地球の表面を覆ったからなのです。光合成をする微生物、それによって地球大気の大半を占めていた二酸化炭素が次々に光合成によって酸素に変換されました。そういう地球規模での大きな環境変化というものは過去に何度も起こってきました。仮にその微生物が人間であって、人間が温暖化させてしまったとしてもそれがすべて一つの地球の機能なのです。ただ自然界がそういう風に動いていくという事で、温暖化によって救われる生物もいるというわけなのです。それらは地球の一つの姿であると捉えるべきなのです。まずは人類が進化し、科学が発展して進歩を推し進める。その過程で人種差別とか植民地主義、奴隷制度が発生しましたが、それらを止めさせる任務を大和民族が請け負いました。そして今度はさらに正確な科学を発展させよというわけです。地球自身が持つ進化を押し留めるようなことを人類は行わなかったのです。現在世界の潮流となっている温暖化防止などというものは、地球自身の進化を人類の力で押し留めようとしています。これは無用なのです。それは急激にやりますとさらに地球環境を破壊してしまう結果となるのです

 あの大東亜戦争、大日本帝国という満開に咲いた桜花が桜吹雪となって散っていく頃、大日本帝国、我ら日本人は欧米白人に占領され、長い間植民地奴隷として生かされていた東南アジア、南アジア、インドらを武力、戦争でもって占領し、白人から取り上げてそれを現住民に与えて独立させたのです。大日本帝国という桜花は特別任務を帯びてこの世に誕生し、任務を全うすると同時に消滅しました、自ら消滅させました。その消滅した残滓が何かというと核兵器の追放、核戦争の永久追放でしょう。核兵器は人類のみならず地球を滅亡させてしまいます。大日本帝国は地球を崩壊してしまう核兵器を未来に使えないようにしてしまったのです。昭和3年から20年がまさに昭和史と言えるでしょう。日中戦争というのは大東亜を開放するための前哨戦であり口実でした。そうなると満州事変も説明がつきますし昭和史は完璧に解明されたことになります。八紘一宇という建国以来の理念のもとに戦った大東亜戦争は、大和民族=日本人にとって避けられなかった昭和史だったのです。そして最も大事な事はこの後どうなるのだ?ということです。
 大日本帝国は役割を終えた以上、武器は捨ててもいいという事になりました。そして代役、防衛の代役を悪党だったアメリカ合衆国にやらせてしまいました。これはやらせていると解釈できます。おかげさまで日本という国は戦後ずっと国内戦争も無く、対外戦争をする必要もなく、代わりにアメリカが朝鮮やベトナムで戦争をしてくれました。またソビエト共産党にもにらみを効かせてくれました。大日本帝国という名前、国家は消滅したけれども十分な成果が残っており大東亜共栄圏が建設され、そのおかげで戦後の日本は大きな経済発展をするわけです。一方でアメリカ合衆国とは何だったのかという事を考えていくと、日本は表向きにはアメリカ合衆国に降伏文書調印、降伏というセレモニーを行いましたが、これからはアメリカというあの新しい国家が日本の国是である八紘一宇という理念を取り入れなさいという事だと思います。あのイギリスからの移民が集まって作ったアメリカ合衆国という国は、歴史も浅く行き先がまだはっきりわかっていないのです。そのようなアメリカ合衆国に対して、2700年もの長い歴史を持ち、正当性のある八紘一宇というイデオロギーを保有する日本国がアメリカ合衆国の道標となりなさいという事であろうと思うのです。大日本帝国を父祖にもつ現代の我々は、大和民族が国是としてきた八紘一宇を世界に広めていく義務があると言えるのです。